くっさんの切磋琢磨　～高知競輪アナウンサーブログ～

2016年11月24日 (木)

地味な追い込み選手

今年最後のＧⅠ決戦「第５８回・競輪祭」が競輪発祥の地「北九州メディアドーム小倉競輪場」で２４日（木）～２７日（日）までの４日間開催されます。既に今年のＧⅠ覇者渡邉一成、村上義弘、中川誠一郎、新田祐大、岩津裕介、稲垣裕之に獲得賞金上位の浅井康太の７名がほぼ出場権を確定しており、このレース結果によって年末の「競輪グランプリ」出場の９名が決定しますので、残り２つの枠を巡ってし烈な闘いが予測されます。 タイトルホルダーがこの中から生まれると当然賞金上位の選手が選ばれますが、現状は平原康多、吉田敏洋が少しリードしていますが、竹内雄作、深谷知広、川村晃司辺りも決勝進出なら分からない状況です。後は、昨年の覇者武田豊樹は連覇しかない状態で、防府記念の落車の影響がどう響くか、何れにしても今から楽しみです。 さて、今回は久しぶりに波乱を呼びそうな選手を数名ピックアップしてみます。車券で好配当を出しそうな動けるマーク屋主体で、私のように余り目立たない？「地味な追い込み選手」を選んでいます。 まずは「成田和也」、ご存知のタイトルホルダーで大怪我を乗り越えて近況復活ムードですが、相変わらず落車が少し多いのが気になるところです。私が個人的に好きな「和田圭」、頭回数は多くありませんが、直線伸びて来るスピードは魅力一杯です。特別競輪の常連「諸橋愛」は相変わらず捌きと切れ味は健在で、直前の防府ＦⅠ優勝の余勢で活躍しそうです。 千葉の支部長「中村浩士」も依然安定した戦歴で、彼も直前福井ＦⅠで優勝しただけに期待出来そうです。今年になって戦歴が急激にアップした「武田憲祐」、念願のＧⅠ初出場を決めて正に動けるマーク屋の見本みたいな選手です。捌き強烈は「近藤龍徳」、身内の不幸を乗り越えて頑張るファイターで、玄人好みの小兵だが浮上は十分です。 次に、今年は満足な競走が出来ていない「村上博幸」、過去幾多のタイトルやグランプリも取っているだけに、兄の義弘と共に穴選手ではありませんが、決勝進出は勿論ありそうです。また、今年は全てのＧⅠ出場を果たした「松浦悠士」、捲くりの勝負脚も持ち、確実に上位で戦える戦法だけに期待出来そうです。 最後に、秋口の負傷で不安視された「香川雄介」ですが、復帰後は好調ムードで連対率は高く好評価で、インが開けば得意の追い込み炸裂となりますか。 以上、私が推薦する選手です。尚、中部と地元九州は動ける選手に勝って貰いたいのでご紹介からは外しました。 さて、推薦した結果も楽しみです。好配当が出るかな？