2024年10月09日 (水)
9年振りの再開レースとなった「熊本競輪場」。あの巨大な熊本地震で甚大な被害を受け、県下各地で復興には程遠いと考えられました。中でも一番印象に残ったのは「国宝熊本城」の無残な姿でした。皆様もこれは記憶に残っている事と思います。その震災1年後知人の方からお誘いも有り、ツアーにて観光バスで1泊2日で高知から出発して行ってきました。その見るも無残な熊本城はいまだに強く印象に残っています。そのお城も徐々に復興しましてまだまだ時間はかかりそうですが、立派なお城になると思います。
その関連の原因も有りましたか?ようやく熊本競輪も開催する運びとなりました。これは関係者各位の懸命な努力の結果です。よくぞここまで頑張ってこられたと思います。2年後には「G1・全日本選抜競輪」の開催も決まっているとか、これからの「熊本競輪」に乞うご期待ですね。先日の6日には「開設74周年記念・火の国杯争奪戦G3」の決勝戦が行われました。4日間の売り上げは記念では考えられない62億円を突破、これもすごい記録です。さてその決勝戦優勝を決めたのは最終的には7番手となった「深谷知広・静岡」が豪快な捲りで直線鋭く伸び切りV。ゴールで珍しくガッツポーズを見せました。愛知籍の時代から記念に呼ばれた時は事前に現場入りをしてバンクの感触を掴む(つかむ)意味でも練習をしていたそうです。高知でも地元の選手から聞いたことが有ります。4連勝とはなりませんでしたが、連日流れを良く見ての勝利だと確信しました。これで獲得賞金は第10位に浮上、連続のグランプリ出場も見えてきましたが、欲しいのはやはり「狙うタイトル」で寛仁親王牌、小倉競輪祭の優勝で弾みをつけたいハズです。まだ34歳の彼ならきっと成し遂げるでしょう。