2020年05月20日 (水)
ご無沙汰しております、世界的に流行している「新型コロナウイルス」の影響を受けて、全国の競輪のレースが相次いで中止を余儀なくされました。感染拡大防止のため仕方ないと言えばそれまでですが、先日の14日に一部地域で「緊急事態宣言」が解除されました。しかし、これからが一番大事な時期だと思われますので、油断せず手洗い・手指の消毒・うがいを徹底し感染予防に努めましょう。
そんな高知競輪は、4月の高知記念後に予定されていた4月23日~25日の開催を中止しました。6月1日~3日のFⅠ「松村憲・松村信定土佐の親子鷹杯」もどうなることやら・・・既に6月のメンバーが発表され、全国を3ブロックに分けて(GⅠ・高松宮記念杯・和歌山は全国斡旋)の出場選手で組まれています。高知のFⅠも、中国・近畿から中国・四国・九州と言う図柄となっています。(東日本も同ブロックだけの一戦)実況放送の古い僕には、以前にはよくありましたが最近では考えられない事です。これも全ては「三密」の影響ですね。このような無観客開催で一番可哀想なのは、僕も含めた年配のお客様が入場が出来ない事です。その殆どが「ネット会員のシステム」が分からなくて入っていないことです。先日ある年配の競輪ファンに街で偶然お会いして言われました。原文のままに書きますと「ワシは競輪ファン50年以上で70歳後半の年齢で機械物(パソコン・スマートフォン等)は分からないやっとの事でマークシートに慣れたぐらいでとても無理、やっぱり身体を動かし頭使って考えるのはとても良いとても機械物などはまず考えが無い、やっぱり車券を握りしめて見るのが一番イイ」と頑固なおじいさんは高知で言う言葉「いごっそ」が多いと感じました。言っている事が分かるだけに最後まで聞くだけになってしまいました。
最近はネット会員も増え、売り上げも伸びているのは良い事ですが、競輪の原点でもある昼開催のお客様の入場が少しでも早くなってくれれば良いなあと思うのは皆様も同じ気持ちだとでしょう。早く復活しないかなあ。