くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2025年01月16日 (木)

盤石な古性

 今年も早いもので早くも半月が過ぎようとしております。何もない平凡な日々が続いてくれると願っておりますが、昨年元旦に起きた「能登半島地震」では大きな被害が発生いたしました。未だに復興には相当な時間がかかりそうです。そんな中、13日夜には日向灘を震源地とする地震が発生しました。高知市の震度は少し低めでしたが、震度5以上の揺れを感じた所はかなり動揺を感じた事だと思われます。本当に「地震」は恐ろしいものだと感じ取れます。近い将来「南海トラフ巨大地震」が想定されている太平洋側に住んで居る僕にとっては気が気では有りません。発生しない事を祈るばかりです。
 遅くなりましたが昨年末の「KEIRINグランプリ」は脇本雄太の頭脳的プレーな競走は見事でしたが、ここ連携の古性にとっては絶好のハコ回りでここは勝ってくださいのような展開、後ろを回った単騎「清水裕友」が2着に食い込み3連単はまずまずの配当金を提供致しました。それにしてもグランプリ連覇はなかなか出来るものでは有りません。お見事の一言です。そして今年最初の和歌山記念でもまたまた結果を出しました。地元和歌山勢とは別線勝負を選択、最終バックは5~6番手から冷静に捲り追い込みを決めて和歌山記念も連覇を達成しました「盤石な古性」そのものです。しかし彼の競走は足場が無くても自ら切り開いて行く抜群の判断力です。勿論脚力が無いと出来ない芸当ですが、レースを見ていても安心して見ていられる感じですね。昨年も3億8000千万以上の賞金を稼ぎ、今年はこのままの勢いなら4億円を上回りそうです。彼ならそれが十分可能な動きが今年も見られています。早くも「グランドスラム」の声も掛かりそうな正に王者の風格「古性優作」ですが、これに待ったをかけるのは誰なのかが今年最大の注目でしょうか?

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