くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2020年09月27日 (日)

10月から

 色々とありました今年ですが、9月のお彼岸前辺りからだいぶ朝、晚が涼しく感じられる様になってきました。また夜明けや日の暮れも早くなってきて一日が短くなってきております。これから段々と冬に向かって寒くなります。どうぞお身体はお互いに大切にしましょう!
 さて、9月の高知競輪ミッドナイトの結果は前回明記したように下馬評の高い選手が予想通りの優勝となりました。ガールズ戦は118期尾方真生選手が、一旦は叩かれて人気を分けた実力者尾崎睦を直線冷静に切り抜け、捲り気味に伸びてデビュー以来5回目の優勝を飾りました。11月の小倉競輪祭の中で行われる「グランプリトライアルレース」にも出場が決まりました。強敵が揃っていますが、ぜひ年末の「ガールズグランプリ」出場権を狙って欲しいものです。一方、チャレンジ戦も共に8連勝で勝ち上がった犬塚貴之と寺沼伊織との注目の対決。結果は最終バック辺りから主役両者の壮絶なパワー比べで寺沼が少し優勢にも見えましたが、アウトからタテのスピードで犬塚が制覇しA2班特別昇班を決めました。この二人は将来S級で活躍する事は間違いないでしょう!!おめでとうございます。
 21日に終了いたしました「伊東・共同通信社杯GⅡ」では、ガールズコレクションは人気に支持された高木真備選手が梅川風子選手の最終ホーム先行の番手回りから快勝して連続10勝目を見事に達成しました。一方、男子決勝戦は九州勢が上手く結束し、山崎賢人の番手から捌いて抜け出した山田英明が抜けるも押し上げてしまい痛恨の1着失格。後ろマークの「中本匠栄・熊本」が繰り上がりながらGⅡ初制覇を決めました。この伊東バンクで数年前に大怪我をしてからの優勝ということで、なんとも言えないインタビューは印象的でした。好配当になってしまいましたが今年の豪雨災害の熊本県のお客様は祝福されていると思います。
 最後に、来月10月から来年3月までの予定で「ミッドナイトレース」の番組は競走得点の高い選手から1番車から7番車に組まれることになりました。簡単に言えば2車単1-2、3連単1-2-3が一番人気になるのかな?でもそう簡単に決まらないのが今の競輪のレースの面白いところです。
 ここをどう判断するのかはお客様のお考え一つでしょうか?