2025年02月28日 (金)
今年早くも2月が終わろうとしております。春の訪れが近づいて来て欲しいところですが、まだまだという感じですね。しかし、今年ぐらい雪が多いのは近年ではあまり記憶になかったような気がします。特に日本海側はすごい積雪量でした。やはり冬場開催が無い地域の競輪場は正解だったかも知れません。早く暖かくなって欲しいものです。
さて先日豊橋競輪場で開催されました「第40全日本選抜競輪」が終了致しました。優勝はご存知の通り「脇本雄太」選手が番手から鋭く伸びて栄冠に輝きました。彼は今回久々の実践で不安視され、何と9、2、3着の勝ち上がりで決勝戦に進出と珍しい成績、少し人気の評価も落とし気味でした。その決勝戦は近畿勢が6名駒を進めて二つに分かれる展開、人気の古性優作選手は自力を選択で、南修二選手、村田雅一選手で後位連携して、寺崎浩平選手に脇本雄太選手、三谷将太選手がつける形となり、あとは真杉匠選手、吉田拓矢選手の関東2車で、深谷知広選手は単騎の競走となりました。レースは関東両者の逃げを古性優作選手が仕掛けるも不発、深谷知広選手も勝負所内を攻めるも冷静に?立ち回った寺崎浩平選手が3角捲りを決め、付けた脇本雄太選手が抜け出して見事な福井勢のワン・ツーとなりました。自在型になりつつある?深谷知広選手の3着も立派でした。この結果、脇本雄太選手の「グランドスラム」が決定致しました。凄い偉業を見事にクリアしてのタイトルです。しかし、ここ一番印象に残ったのは寺崎浩平選手の冷静な動きはまるで古性優作選手が先に仕掛けるのを読み取っていた様な感じでよほど瞬発力に自信が有るのか、一瞬脇本雄太選手が離れるシーンも・・・今年は何か大きな勝利を勝ち取りそうな気がする寺崎浩平選手です。でも脇本雄太選手はそれ以上に「すごい記録です」今年も古性優作選手と共にタイトルラッシュとなるのか!!