2020年11月29日 (日)
先日の23日に終了した「第62回小倉競輪祭」のレース終了で暮れの「平塚・グランプリ」に出場する選手が正式に決定致しました。競輪祭の決勝戦は、松井宏佑の果敢な先行を番手戦から鮮やかな動きで「郡司浩平・神奈川」がGⅠ初タイトルの栄冠に輝きました。既にグランプリ出場は決定しておりましたが、これでぐっと評価の方が上がって人気にもなってくると思われます。初出場の「和田健太郎・千葉」とのタッグは間違いのないところでしょうか。
さて今年はコロナウイルスの関係で「静岡・日本選手権(ダービー)」が開催中止を余儀なくされ、2月の「豊橋・全日本選抜」は「清水裕友・山口」、6月「和歌山・高松宮記念杯」と10月の「前橋・寛仁親王牌」は「脇本雄太・福井」が2冠達成、8月「名古屋・オールスター競輪」は「松浦悠士・広島」がそれぞれ獲得してグランプリ出場を決めていまして、それ以外は獲得賞金金額上位に「平原康多・埼玉」「佐藤慎太郎・福島」「和田健太郎・千葉」「新田祐大・福島」「守澤太志・秋田」で争われる事となりました。まだ一ヶ月ぐらい先の事ですが大体の並びは読めそうです。先に明記した郡司と和田の南関東、東北は新田と佐藤の福島に守澤でしょうか?清水=松浦も相前後しての連携は間違いないでしょう。問題は平原、脇本の動き、攻めが微妙な感じですが共に競輪界を代表する選手だけに頭勝負を狙って来るでしょう。でも脇本の1走目の落車で以後欠場が気になるところですが立て直しを期待しましょう。
一方、前半の「ガールズ戦」は二つの決勝戦が行われ、「アメジスト」は捲り合戦を制した「佐藤水菜・神奈川」が、「トパーズ」は力の違いを見せた「児玉碧衣」が最終的に捲って3連勝を飾りました。この他は獲得賞金第一位の「高木真備・東京」や「石井貴子・千葉」「梅川風子・東京」「石井寛子・東京」「鈴木美教・静岡」の合計7名が「ガールズグランプリ」出場を決めました。年々レベルアップするガールズ戦も興味津々です。
また僕なりの予想をグランプリ開催前に書いてみたいと思います。