2021年04月08日 (木)
4月になって高知県では桜の花も既に散ってしまいこれからは初夏の訪れが近づいて来る季節となってきました。普段ならこれからは観光シーズン真っ只中を迎える時期ですが、昨年から依然長引いている「新型コロナウイルス」の影響で高知を問わず全国各地で観光客が激減の状態が続いております。加えて関東地方は「緊急事態」は解除されましたが、同時に今度は「近畿地方」で一気に感染者が増えてきまして世間では早くも第4波の到来との噂。又々「緊急事態宣言」が発令されそうです。四国地方でも愛媛県で感染者が増加傾向になり、香川県と徳島県でも徐々に増えています。幸いな事に?高知県は比較的に少ない感染者で安心はしていますが、でも油断は禁物ですね。さて高知競輪では先日3日~5日で久し振りに昼間の市営FⅡ戦が開催されました。現在は補充を取らないシステムで初日から6車立てや5車立てが多く、最終日はレースカットで11レース制の実施となりました。実況の仕事をしていても何だか寂しい雰囲気です。そんな中でチャレンジ戦ですが地元の「谷口幸司(たにぐち こうじ)111期生」が地元のバンクで嬉しい初優勝を決めました。レースは117期生3名の叩き合いでしたが主導権を取った愛媛の和泉尚吾に番手回りで同じく愛媛の升沢祥晃が3番手でラインを固めてくれたおかげも有りましたが、ゴール前タイヤ差交わしてのVとなりました。デビュー後には病気も有り少し遅れて実践も、最初は余りイイ評価が得られませんでしたが早々と戦法を先行での競走を減らして「自在型」に変更後は成績に安定感が加わり徐々にアップして約2年後の川崎競輪場で待望の初優勝となりました。この高知の優勝で優勝回数も4回目、遅ればせながら頭角を現してきてこの7月からは念願のA2に昇班を決めております。競走スタイルが少々荒っぽい動きを見せており事故点も多く見られますが、最近では捌く判断が上手くなっている印象です。そう言えば先月優勝した川上選手のコラムで今一緒に練習をしているとお聞きしました、調子が上がってきた理由はそれかな?彼も27歳決して若い年齢とは言えないかも知れませんがまだまだ成長過程の一人だと思っております。ますますの活躍を期待しております。