2021年04月28日 (水)
まもなくゴールデンウイークですが、昨年に続いて「新型コロナ」の影響が今年も有って感染者が更に増えている状況で、特に現在は東京より大阪の方が多くなっており、これからの日本、いや世界的にますます深刻となっているだけに気を抜けない日々です。そして全国のイベント会場や観光地、プロ野球を含めたスポーツなども関東、関西などで軒並み無観客での実施となり、我が競輪界も今年は開催しますが「GⅠ・第75回日本戦選手権競輪(通称ダービー)京王閣」も無観客開催が早々に決まりまして非常に残念な状態となってしまいました。歯止めのかからないコロナウイルス、一刻も早く終わる事を祈るばかりです。
そんな中で我が高知の競輪選手が又々優勝を記録した話題を今回もお伝えしようと思います。共にチャレンジ戦では有りますが・・・。最初は「森下忠夫(もりした ただお)・69期」選手です。先日25日の京都向日町戦、最終バック最後方の位置から内からスルスルと攻め、直線はインから鋭い伸びを見せて11・7の上りタイムでアタマまで突き抜けて優勝を飾りました。先日彼に取材をさせて頂きまして「優勝は何十年振りか覚えていませんが確か前回も向日町だったと思います」と言ってくれました。その通り初優勝もここと記録に残っておりました。「向日町バンクは僕に取って相性抜群です。坂田章選手の厳しい指導のおかげかな?」と付け加えてくれました現在は支部長職の大変な仕事をしながらの結果です。本当におめでとうございます。
その1日手前の24日には取手競輪場で「赤松誠一(あかまつ せいいち)・61期」選手も優勝を決めました。取手はなかなか走る機会の無いバンクでしたが、ライン香川の川島聖隆選手の先行を目標に番手から抜け出して快勝のゴール。思わずガッツポーズも出ました。彼も今年からチャレンジ戦からの巻き返し戦となりましたが、今年は既に勝ち星8勝を挙げておりその半分以上で決勝進出の成績を記録しているだけにまだまだこのクラスでは実績が違う筈です。年齢は53歳ですが、あの「神山雄一郎」選手と同期生だけに頑張れると思います。ちなみに森下選手は48歳。選手数が少なくなっている高知の選手数ですがまだまだ「優勝が続きます」を願うばかりです。