くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2021年06月23日 (水)

涙のビッグレース制覇

 先日無事終了致しました「GⅠ・高松宮記念杯」が改修工事を終え、2年振りに大阪・岸和田競輪場で開催されました。新しくなった新バンクはやはり高速バンクで半週の上りタイムも良くスピード溢れるレースが多数見られました。しかし勝負のかかったGⅠレースは失格や落車の事故が多く、高配当の連続でなかなか的中するには難しかったと思われます。決勝戦もそれに当てはまる結果となりまし、小松崎大地-佐藤慎太郎-守澤太志が打鐘で叩く雰囲気で前に出ると、人気の松浦悠士-清水裕友-地元の稲川翔で巻き返しての先行争いになり松浦ラインが踏み勝つも、単騎の山崎賢人の鋭い捲りで清水が自ら発進も山崎が粘り勝ち、そこをすかさず溜めた吉田拓矢-宿口陽一が捲り追い込み気味に鋭く仕掛け、それを目標の宿口が捕え涙の「ビッグレース初優勝」を決めました。この宿口・吉田は連日の動きは良かったんですが、決勝戦は全然人気もなく2車単・3連単とも好配当でした。その宿口選手インタビューのコメントではさかんに「平原康多」選手の欠場を口にしていました。これで宿口選手は初めてのグランプリ出場を獲得しました。あとは平原選手を待つばかりですね先日発表されました8月「いわき平・オールスターGⅠ」ファン投票では第1位に選出されましたから燃える材料はある筈なので期待しましょう。また一番悔しかったのは清水選手でしょうか?今回は松浦選手が前回りの戦法でしたが、残念ながら結果には至りませんでしたが必ずや巻き返して来るものと思われますので結果は出してくるでしょう!!
 さて、7月の四国では小松島記念と高知記念のダブル開催が行われる予定です。まず次回は小松島記念を予想をしてみたいと思います。