くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2021年07月29日 (木)

高知記念

 梅雨が明けて全国各地で連日35度前後の日々が続いております。しかしこのような強烈な熱さでも世界で「コロナ」は猛威をふるっております。そんな中で1年越しの「東京オリンピック」が開催の運びとなりました。何か無理に実施しているとしか取れませんが・・・。でも日本代表の選手が連日大活躍しており、素晴らしいの一言です。これからもメダルが沢山増えると良いですね。夏の全国高校野球も次々と代表校も決まっていますが、コロナ渦で感染者が増えた優勝候補高校の出場辞退は本当に残念でなりません。本当にウイルスを恨みます。これから後どうなるか?不安がいっぱいです。
 さて、高知競輪の開設記念競輪は7月29日(木)~から8月1日(日)までの今年は真夏の開催です。今回はその展望をして見たいと思います。26日現在のものですが、優勝候補と思われました「SS班清水裕友」や山田英明、鈴木庸之らの主役級の欠場は残念です。そのため2003年全日本選抜の覇者、高知バンクでのGⅠタイトルホルダーSS班「佐藤慎太郎・福島}が候補筆頭に推されそうです。目標も破壊力有る「新山響平・青森」や、徹底先行タイプの上昇株「小原佑太・青森」と好目標が得られるだけに絶好のチャンスで、永澤剛、竹内智彦のガードもしっかりしています。1班に復帰した「地元山中貴雄・高知」も地元開催で燃える筈です。その目標の中では「松本貴治・愛媛」のパワー駆けが総合力では中心的存在です。近況戦歴安定の「佐々木豪・愛媛」も魅力で、高知は良い成績を残す「島川将貴・徳島」に、彗星のごとく現れた「石原颯・香川」の徹底先行も2班ながら上位に勝ち上がってきそうです。奮起を見せるか佐々木則幸、復活小原周佑、地元初記念出場田尾駿介、近況自在な競走見せる掛水泰範、屈指のマーカー坂田章、タテ脚兼備の吉松直人の出場が予定されております。他の候補では、ネームバリューなら近畿「村上義弘・京都」でしょうか。5月京王閣日本選手権決勝進出の「松岡健介・兵庫」の自在脚や、ここ高知でデビューの「山本伸一・京都」の軽快な動きも居るだけになかなか層は厚そうです。中部はベテラン?「吉田敏洋・愛知」が競走得点を活かして立ち回ると不気味で、「不破将登・岐阜」のスピード有る動きを警戒したいところ。関東は今年大ブレイクの「真杉匠・栃木」の先行力で、同県の「長島大介・栃木」と共に波乱を呼ぶのではないでしょうか。九州は相変わらずムラの多い「中川誠一郎・熊本」ですが、目の覚める様な瞬発力は健在だけに侮れません。近況追い込み走法が板についた「小川勇介・福岡」の勝負強さも不気味です。最後に今回決勝進出を果たすと南関東「岡村潤・静岡」の回転力が最大の伏兵となりそうな予感がします。ご参考にしてください。