くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2022年03月13日 (日)

ことわざあれこれ

 1年は12ヶ月しかありませんが、早いもので3月も半ばを迎えようとしております。本当に月日の経つのは早いものです。全国的にも言われているとは思いますが、高知の言葉で言えば1月はいぬる(帰る)、2月は逃げる、3月は去ると年配の方がよく喋っていました。若い方は知らないかも・・でも僕達みたいに歳を重ねるほど、昔よく聞いた、いわゆる「ことわざ」の意味が段々と理解出来るようになって来ました。でもそのことわざの意味全てが間違いのない内容だと分かって、最近は年を感じる日々を送っています。
 「石の上にも三年」。これはどんな仕事をしている方でも3年我慢すれば、そのメドが立つという意味だと思います。
 「七転び八起き」を仕事に例えると、7回失敗しても8回目には成功するということでしょうか?
 「鳶(とんび)に油揚げ」は、せっかく仕事が上手くいったのに他の人に奪われてしまう事です。
何故、今回このような「ことわざ」を書いたかと言いますと、実況放送40年を経過した僕にとっては、全て競輪のレースに当てはまると思ったからです。
 「石の上にも三年」は、最近強い若手選手が増えてきましたが、デビューして3年目ぐらいで突然頭角を現している選手を良く見かけます。いわゆるレースでの判断力が分かって成績アップが原因だと思います。
 「七転び八起き」は、怪我や病気などでランクを落としても懸命に努力と練習を積み重ねた結果、ようやく上位戦に戻って活躍している選手の事だと思います。
 「鳶に油揚げ」は、レースの流れで番手の位置を取りきっていたのに、別のラインの選手が好位を奪って尚且つ(なおかつ)頭を決めた事でしょうか?何れも僕が勝手に決めた事ですから間違いかも知れません。そう考えて見ると、ことわざと競輪のレースは似ている様な気がします。
 他にも沢山ことわざはあると思いますが、知っていれば教えてくだされば幸いです。今回は全然内容が飛んだ事を勝手に明記しました。