2022年06月06日 (月)
一気に真夏の気候になってしまった日本列島、ほとんどの地域で気温30度以上が計測されているような状況で、早くも「熱中症」の警戒も出ております。前回から言っておりますが、皆様、体調管理には十分お気を付けください。
さて、高知競輪は5月の4開催が無事終了しました。モーニング、ミッドナイト、デイ(FⅠ戦)が2節と開催されました。各レースとも、コンスタントに地元四国の決勝進出、優勝がありましたが高知勢の優勝は先日のFⅠ坂本龍馬杯のA級「小原周祐(おはら しゅうすけ)」選手のみでした。しかし、その結果は見事な完全優勝で、内容も素晴らしく、初日特選は後続のもつれもありましたが、見事な逃げ切り勝ち。準決勝は判断良く早めの巻き返しで捲り切り、決勝戦は東日本勢の前団での争いを良く見極めて見逃さず、最終2コーナーに叩き返して先頭に立ち、そのまま力強く粘り込み優勝を飾りました。これで彼自身3度目のV達成となりました。一時期、絶不調の経験も味わったあと、見事に盛り返し、去年はS級に復帰をしていましたが、残念ながら今年からは再びA級での戦いとなってしまいました。しかし、脚力はS級中堅クラスであり「まだまだ頑張る」31歳。個人的にはデビュー当初から良く取材をさせてもらいました。小原選手は99期では76位の成績でしたが、これはほぼ先行に徹しての結果。高知選手の間では「将来は絶対上位で活躍は間違いない」と太鼓判を押されていました。最近は自在な走法が確立されつつあり、デビュー10年以上を経過した今が正に円熟期で、まだまだ伸びる要素は十分に持っています。7月はまだA級戦ですが、戦歴に安定感も加わってきました。このまま行けば来年からはS級復帰が濃厚なだけに今後、優勝回数を伸ばして行けそうです。彼なら間違いなくやれます。応援しましょう。
前回も書かせていただきましたが、高知競輪は6月のFⅡ戦、ミッドナイト2本の合計3開催終了後、7月からは「バンク改修」に入ります。次の開催は来年2月かな?その間も勿論「場外発売」は実施致しますので、こちらの方もよろしくお願い申し上げます。