2017年08月12日 (土)
昨年からお盆開催になったGⅠオールスターが目下いわき平競輪場で熱戦を展開中です。体力を消耗するレースは、やはり夏場に強い選手が有利でしょうか?その選手が分かれば的中率はグンと高くなりそうですが・・・
さて今月は個人的に高松FⅠの仕事が二回有り既に5日(土)~8日(火)に行って来ました。(7日は台風で順延)この開催は補充選手も含めて高知の選手が6名参加をしており、各選手がまずまずの成績を収め、中でも掛水泰範(S級2班)は勝利こそありませんでしたが、初日・3日目と捲りと逃げで2着に粘り込む成績をみせました。一時はS級の地位も危ない状況も経験しましたが、近況は復活ムードで戦歴もだいぶアップしてきました。元々鋭いダッシュ力は定評があり、課題の他のラインに叩かれた時も最近のレースを見てみますと考えた攻めをみせており、徹底先行から遅めの捲りで仕掛ける場面が増えてきました。でも持ち味は先行ですので逃げ切りが理想かもしれません。最近は印も重くなる番組が増えてきた印象ですので、是非上位戦での活躍に期待します。
7月からA級へ降格を余儀なくされた藤原浩(A級1班)に前検日取材をしたとき、この高松ではFⅠ戦での優勝と小松島は高知と比べると何故か成績が良いですと言っていました。彼も勝利こそありませんでしたが、巧マークで2、2、③の成績で終了いたしました。たぶん来年1月からはS級復帰だと思われますので好走に期待します。
この開催個人的に一番嬉しかったのはガールズ戦に出場した山口菜津子(L級1班)です。彼女は高知のミッドナイトで落車して欠場をしていましたが、復帰3戦目のここ高松で一般戦ながら2月小倉以来久し振りに2着の成績を残しました。競走得点もだいぶ落としていただけにこれを契機に復活宣言となりそうです。
さて今回は山中貴雄(S級2班)を最後に取り上げてみます。6月の地元高知のFⅠ戦で優勝を飾ったのは記憶に新しいところですが、彼は元々ハイレベルの90期生では比較的上位にランクされた逸材で素質は十分の選手です。先日プライベートな場所の温泉で偶然お会いしまして、近況の調子など報告してくれました。9月には自身3回目の出場となる武雄・共同通信社杯GⅡに出走が決まり「この開催で好成績を残すとS級1班を狙えるところまで行ける可能性があります」と言っていました。また、今月16日~18日の向日町戦S級1班の出場選手が7名で初めての「初日特選で走れそうです」とも言っていました。せっかく貰ったチャンスを活かしたいので頑張りますとの事です。是非「初めての挑戦」で成績アップして下さい。
そして今月23日(水)~25日(金)僕の2回目の仕事高松FⅠ戦(サテライト南国、安田のみの発売)でも出場が予定されておりますのでもっと話題が盛り上がると良いですね。