2022年07月15日 (金)
今年は早めの梅雨明け宣言が発表された日本列島。これからは本格的な夏がやってきますが、もうすでに大雨、雷、地震や気温が40度を計測する地域も見られて、今年もどこかで大きな災害が増えてきそうな予感がします。そんな事にならない様に祈るばかりです。やはり温暖化が影響をしているのかなあ?
さて、これから暑い夏を迎える時期ですが、我が競輪界はこの7、8月のナイター開催で大きなレースが控えています。
まず今月7月は、16日(土)~18日(月)の3日間で「第18回サマーナイトフェスティバル GⅡ」が岡山県の玉野競輪場で開催されます。久しぶりに全員が揃ったSS班9名に加え、「新田祐大」、「浅井康太」、「深谷知広」、「太田竜馬」、「眞杉匠」などが出場予定。(脇本雄太は出場無し)そして地元からは、「柏野智典」が出場予定です。それにしても豪華なメンバーが集まりました。
さて、優勝候補を占ってみるとやはり軸はSS班となりそうです。今年は現在近畿の「古性優作」、「脇本雄太」の両者が既にGⅠタイトル獲得済みで、グランプリ出場は確定しております。従って残りのSS班、誰もがこの一戦に賭ける意気込みが伺えます。
その中で競走得点トップはやはり「平原康多」でしょうか? でも 6月の岸和田・高松宮記念杯準決での落車から欠場中で、1ヶ月空いての実践となるのはややマイナス要素でしょうか。
逆に最近成績アップ中なのは「守澤太志」。宮杯決勝3着から成績が安定、同月函館記念は3連勝で決勝進出。更に佐世保全プロは鋭い追い込みで優秀(初日)、スーパープロピストレーサー賞を連勝と、只今絶好調だけに侮れない存在となりそうです。
中国地区の「松浦悠士」や「清水裕友」も燃える材料は有る筈です。両者は昨年に比べて今一息の状態ですが、必ずや巻き返して来るものと思われます。久し振りの好結束で結果を出して欲しいものです。
今年はあまりGⅠレースでの結果が出ていない「郡司浩平」ですが、捲りの切れ味は超一流。特にラインが無い時は要注意でしょうか?
また弟、有希の躍進振りに燃える兄「吉田拓矢」。昨年の小倉競輪祭、年頭の立川記念を見る限り今年は吉田の年と思われた程。近況は少しピリッとしませんが夏場は強いハズですから期待しましょう。
そして相変わらず安定感たっぷりの「佐藤慎太郎」。追い込み日本一の称号は実証済みで、ここも決勝進出は濃厚でしょうか。また平原の影に隠れて余り目立つ印象が少ない「宿口陽一」ですが、機動力、飛び付きなど多彩な戦法が魅力で、彼が波乱の目となるかもしれません。
さてこの開催毎年「ガールズケイリンフェスティバル」も3レース組まれています。全12レース制の三日間で、もちろん高知競輪場での発売も実施致します。是非ご来場下さい。