2017年09月24日 (日)
先週末16日(土)~18日(月・祝)3連休各地の行楽地などでうるおうはずの予定が狂い日本列島を駆け抜けた台風18号。九州大分県を始め我が高知県でも命を亡くされた方がおられました。珍しく沖縄から北海道までほぼ縦断と今までに記憶に無いコースでした。ここで改めてお見舞い申し上げます。
この影響が生じて「GⅡ・共同通信社杯」3日目の17日(日)開催が1日順延となり19日(火)が決勝戦となりました。「本場の武雄競輪場はあまり台風の影響は無かったと聞いておりますが」全国の場外車券場はかなり影響を受けたところが多かったので中止は仕方ないところですね。
さて、注目の決勝戦は近畿村上義弘が打鐘先行で村上博幸―稲川翔で主導権を握るもすかさず巻き返した渡邉一成―新田祐大の福島両者に守澤太志付けて叩きペースを掴みましたが、バック辺りで平原康多が勝負所俊敏に動き新田の番手捲りを平原が上手く封じてここマークの「諸橋愛」が直線で中をこじ開け1/2車身交わしてGⅡ初制覇を決めました。この後ろ追走の形の松谷秀幸は4着で諸橋、平原、新田の入線となりました。
今年の諸橋は7月地元の弥彦記念で優勝を飾りGⅢは通算4回目のVを決めたばかりで、この優勝で賞金ランキングも一気に7位まで浮上して初めての「グランプリ出場」も見えてきました。79期生・40歳で決して若手とは言えませんが、その動きや判断力はまだまだ健在だけに10月6日(金)~9日(月・祝)のGⅠ「寛仁親王牌」は地元地区の前橋での開催だけに一気に大ブレイクの予感がします。ここでも俊敏に動いて確実に上位に勝ち上がって「ベテランの味」を活かしそうです。現在の状態なら断然東日本が優勢となりそうです。
最後に心配な事があり、日程が変更になった事も有りますが、開催ごとに売り上げの低迷が続いており、今回も昨年ぐらいまで有った普通の記念レースぐらいで昼間開催は厳しい状態が続いております。加えて毎年9月ごろは台風の大本命の月だけに心配されます。来年のほぼ同じ日程で開催されます「高知での共同通信社杯」が天候に恵まれ、今年以上の売り上げを目指して行く事に期待したいと思います。無事成功を祈りたいところで皆様のご協力を宜しくお願いいたします。