2017年10月31日 (火)
今年も残すところ2ヶ月足らずとなり、1年が経つのは本当に早いものだと感じ、最近はやはり四季の感覚もとくに春と秋の間隔の短さが年々目立つようになってきた印象で皆様もそう思っている方が多いのではないでしょうか?
それと今年は台風の当たり年この原稿が仕上がった頃には四国に3回目の上陸のおそれも有りそうです。話は少しそれますが僕のお婆ちゃんが昔良く言っていた事で「柿の実が豊作の年は高知の平野部でも雪が降る」と言う言葉が忘れられません。今年はどこも柿が沢山実っているのを高知のあちらこちらでよく見かけます。雪に弱い土佐の人間ですので、こんな事が的中しない事を祈りたいところです。
さて、先日発表されました12月24日広島記念最終日の9レースに「宗崎世連(そうざき せれん)選手」がA級ファイナルに9番目での出場が決まり、3着までに入るとS級復帰のチャンスです。1月からも彼はA級ですから是非活躍して華麗な先行力を発揮して欲しいものです。
そして競輪選手の来年からの級班別も先日発表されましたその中でおやっと思われる(失礼)選手がS級復帰を見事果たしましたので、今回はこの話題です。それは「濱口健二(はまぐち けんじ)選手」60期生ですこの10月に50歳になりました「アラフォー」と言う言葉は有りますが50歳なら「アラファイブ」と言う言葉でしょうか?しかし立派の一語に尽きます彼はS級1班まで上り詰めた男だけに復帰しても不思議では有りませんが、それにしてもA2班下位でも一頃は苦戦を見せていたのにその俊敏なハンドルワークで初日特選でも勝利を挙げる様になり今年8月の岐阜では3番手からの鋭い追い込みで久し振りの優勝も飾りました。それ以前、以後も堅実な成績が認められてこの結果となった様です。これは後輩達にとっても良い励みになりそうです。高知の60期生は沢山デビューしましたが現在は「中村秀幸(なかむら ひでゆき)選手」の二人だけとなってしまいましたが、彼もなかなか頑張っております。しかし濱口選手は先日18日の玉野決勝戦では不運の追突落車再入7着でその怪我の具合が心配されますが、元気な姿を見せてくれるものと信じておりますので、来年からの上位戦での力走が待たれるところです。
最近少ない高知の「S級戦士」これが起爆剤となれば良いですね。