2022年10月19日 (水)
ここ一週間余りですっかり秋めいてきました。正に「天高く馬肥ゆる秋」の良い気候になってきました。10月は10日を過ぎましたが「スポーツの日」の祝日も終わって空は秋一色に染まっています。また、食欲の秋と言われ、食べ物が何でも美味しい季節ですね。この前テレビで温暖化の影響でしょうか、日本で取れる魚類の漁獲の取れる範囲が変わってきたとかの番組をしていました、例えば、今が旬の「さんま」が取れる地域も変わってきているそうで、値段もあまり安くなく、高価なものと言われております。これから先の事が段々と読めなくなる時代が来ると思うと不安です。
さて、今回の競輪の話題は今年のGⅠレースは早いものであと2個になりまして20日(木)~23日(日)までの4日間「第31回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」戦が今年も群馬県前橋競輪場335mの小回りバンクで実施されます。メインである初日「日本競輪選手会理事長杯」は昨年のグランプリ出場メンバーで争われる事となりました(欠場者が出た場合はご容赦ください)。その昨年のグランプリを振り返って見ますと、関東勢の主導権をこの位置4番手キープの(敬称略)古性優作が単独ながら自力の捲りを決めて、3番手の平原康多が2着、後方から立て直した郡司浩平が3着の結果となりました。しかし、この時は静岡の長い400バンクの戦い。今の競輪は一人でも選手が変わればその通り入りませんし、再現の古性-平原-郡司なら配当は良くなるかも知れませんね。また、並びも現在の段階では不透明です。場所が関東だけにここは東の選手に頑張って欲しいものです。
さて、この出場メンバーを見渡していましたら高知から「田尾駿介」の名前が「山中貴雄」と共に出場登録されていました。取材は出来ませんでしたが、山中はスプリント戦、そして田尾はケイリンでの好成績が認められての出場だと思われます。ここではGⅠ初出場を決めた田尾のプロフィールをご紹介致します。111期で上位にランクされて大いに期待されましたが、デビューから余り先行は好まず追い込み、捲りの戦法で徐々に頭角を現してきました。大学を卒業してからの彼は既に30歳でデビュー5年を過ぎましたが大きな大会は初めての出場となります。やや遅咲きの部類ですが今年8月に区切りの100勝目を決め、連対率は比較的高く、3連対に格好の選手どんな展開でも突っ込んでくる巧者です。上位戦は厳しいかも知れませんが、3連対に狙って面白いタイプだと思います。「頑張れ田尾」。そして山中にも期待しましょう!!