2016年10月16日 (日)
モーニングレース案内
先日の10日に終了しましたGⅠ・寛仁親王牌は、遂に「稲垣裕之(京都・86期・39歳)」がGⅠ決勝戦進出12回目で悲願のタイトルホルダーとなり、共同通信社杯の「竹内雄作」に続いて涙の優勝達成となりました。今まで絶好の展開を活かせず、悔しい結果に終わっていましたが、これでやっと一流選手に名を連ね二年連続のグランプリ出場権を獲得致しました。村上義弘選手との好連携で暮れのグランプリを狙って欲しいものです。稲垣選手は休む間もなく千葉記念に出場中で地元向日町記念を含めて3場所連続優勝成るか注目です。
その向日町のレースで二日目優秀戦と三日目準決勝戦で稲垣の前を務めた元高知登録の「山本伸一・京都・101期」が19日(水)~21日(金)の高知競輪FⅠ戦に出場予定です。今年4月の当所記念でも出場しましたが、それ以後も好成績を収めての登場で今回は堂々の主役の立場となりそうです。今年の圧巻はGⅠ初出場の8月松戸オールスターにて、一・二次予選で打鐘先行とホーム捲りで山内卓也、南修二を完封して守澤太志、早坂秀悟、山崎芳仁を破り準決勝戦まで進出して、続く9月共同通信社杯でも一次予選 竹内雄作、渡邊一成、鈴木竜士、新山響平の強力機動力タイプを自在に攻めて捲り追い込んで、何れも333バンクでの勝利と上昇中を見せ、今回の出場の中では人気の中心となりそうです。近況ちょっぴり不安な地元期待の「佐々木則幸」が連携して決勝進出を狙いたいところです。
力の強敵は「根田空史(たかし)・千葉・94期」や「高橋陽介・青森・89期」と言った動けるタイプでしょうか?他ではマーク選手 武田憲祐、和田圭の安定感にタイトルホルダー 飯嶋則之に西川親幸、齋藤登志信も虎視眈々と浮上を狙っていそうで、勿論捲り強烈な黒田淳も主役に匹敵する力を持っています。
又、A級戦にも注目の「太田竜馬・徳島・109期」が登場予定で、こちらも力勝負を見せそうな「石塚輪太郎・和歌山・105期」との対決が予想されます。
さて、ここで波乱を呼びそうな選手のご紹介です。まず、S級は105期在校1位の「野口大誠・熊本」と「高久保雄介・滋賀・100期」の動くタイプ推しました。そしてA級は佐世保で太田を破った「不破将登(まさと)・岐阜・94期」と上昇気流 地元「阿部弘・99期」を推奨したいと思います。
以上、全国で初めての開催となる「FⅠ・モーニングレース」のご案内でした。
早朝9時スタートの高知競輪場に、ご来場をお待ち致しております。