2017年11月21日 (火)
ドームバンク
今年最後のGⅠ「第59回・競輪祭」が23日(木・祝)~26日(日)までの4日間九州小倉競輪場で開催されます。ここでの優勝者で暮れの「平塚グランプリ」に出場する9名が決まります。
すでに2月取手・全日本選抜「平原康多」(以下敬称略)5月京王閣・日本選手権「三谷竜生」6月岸和田・高松宮記念杯「新田祐大」8月いわき平・オールスターと10月前橋・寛仁親王牌は連続で「渡邉一成」(競輪祭は欠場)のタイトルホルダーは決定しており、残りは獲得賞金順位では浅井康太、武田豊樹、深谷知広、諸橋愛辺りの出場が有力視されていますが、最後の9位以降が大混戦で現在桑原大志、成田和也、郡司浩平、稲垣裕之で激しく争う状況となっており、村上義弘はこの競輪祭を優勝しない限り連続グランプリの出場が途切れてしまいそうです。この5名は最低限決勝進出が絶対条件でしょうか?その点を考慮しますと郡司、稲垣、村上の3人は初日特選からのスタートだけに、若干は有利かと思われますが、こればかりはフタを開けて見ないと分からないものです。
さて、今回は久しぶりに波乱を呼びそうな推奨選手を数名明記したいと思いますが、今回は98期生以降の若手中心で行こうと考えました。
まず一人目は現在14位にいます「原田研太朗」で、やや位置取りの甘さがネックですが徳島の後輩たちが力を付けた選手が増えて来ただけにチャンスは十分です。
その同郷の109期生「太田竜馬」の先行捲りも魅力一杯で出切った時のペース配分が新鋭と思えない程落ち着いた駆け方は上位相手でも通用しそうな動きに感じます。
同じ事は107期生「吉田拓矢」にも言えそうで、やはり同期生では一歩抜きん出たようでこれからは自分で勝つスタイルを確立しても良いと思われます。
早くから期待をされている99期生「竹内雄作」バネの有る豪快な破壊力で攻める立ち回りは上位戦でも侮れない存在で主役勢に一泡ふかしそうです。
展開次第で何でも出来る100期生「古性優作」少し荒削りな面も有りますが、近況は安定感も増してきた印象が強いだけに決勝戦まで勝ち上がって来ると不気味です。
もちろん最初に明記した三谷、郡司にも同じ様な活躍が期待されます。高速バンクで年々上がりタイムも早くなっている「ドームバンク」でどんなドラマが待っているか今から楽しみです。