2023年02月19日 (日)
まだまだ全国的に寒い気候が続いていますが、春の到来が間近の南国土佐ではいよいよ2月23日(木・祝)から26日(日)までの4日間の日程で「第38回読売新聞社杯・全日本選抜競輪GⅠ」が高知競輪場で開催されます。当所でのGⅠ開催は久し振りとなりますが、新しくなりました500バンクでの熱戦が期待されます。全国で500バンクの場数は少なくなりましたが、巻き返しの可能な走路だけにやはり回転力の有る選手が有利でしょうか?先日、初日の特別選抜の3レースの想定番組が発表されました。そこで今回は特選シードの展望をしてみたいと思います。尚、現段階ではコメントがまだ無い状態ですのでこう言った並びになるだろうと想定しての考えですので当日の並びでご確認ください。
まずは第10レースから各地域で細かく4つに分かれそうです。昨年グランドスラムを決めた「新田祐大」の破壊力が軸となりそうです。当然マークは「佐藤慎太郎」となりそうで、ここが中心でしょうか。近況の成績はやや物足りない「松浦悠士」ですが、ここは準地元戦、当然自在に攻めて巻き返しを狙ってくるでしょう。地元四国の代表選手「小倉竜二」が連携でしょうか。九州は「山田庸平」、立ち回りが魅力一杯で佐賀から長崎に移籍した「荒井崇博」の逆転が穴目でしょうか。ラインの厚みが出来そうなのは関東勢。躍進「眞杉匠」におそらく「吉澤純平」と「武藤龍生」の順番で回るのではないでしょうか。
続く11レースはけっこう難しそうなメンバー構成で、近況好調な南関東勢が厚みもあり人気でしょうか。「深谷知広」ー「郡司浩平」で回りそうですが逆の並びも有るかな。「和田真久留」が3番手を固めそうです。関東は「吉田拓矢」に「平原康多」の結束で、東北は「小松崎大地」に「成田和也」で結束でしょう。問題は「古性優作」と「浅井康太」の近畿、中部両者で、連携かどうかが不透明で、それによって狙いが変わってきそうです。
12レースは競輪界最強の「脇本雄太」がもちろん中心ですが、腰痛が少し心配。ここでの連携は地元奈良記念優勝の「三谷竜生」と「南修二」が相前後して並びそうです。東北SSコンビは「新山響平」に「守澤太志」で間違いないでしょう。復調「清水裕友」には「園田匠」の連携が濃厚でしょうか。上昇株「坂井洋」にも「諸橋愛」で間違いないと思われます。どのレースも4分戦が想定されますが・・・・この特選シード組からタイトル者ホルダーが出そうです。見ごたえ十分の「GⅠ決戦」。高知競輪場に沢山のご来場をお待ちしております。