2023年03月03日 (金)
第38回読売新聞社杯全日本選抜競輪が先日の26日に4日間の日程で無事に終了致しました。競輪界の頂点に君臨する選手たちの熱い闘いが、「これぞ競輪」の醍醐味が、連日繰り広げられました。僕も実況放送をさせていただきましたが、4コーナーからのスピードやゴール前の鋭い立ち廻りはやはり超一流だと改めて感じました。本当に出場選手の皆様はお疲れ様でした。
さて、優勝はご存じのように古性優作選手が見事な「連覇達成」を決めました。勿論、脇本雄太の先行があっての事と言ってしまえばそこまでですが、スタールビー賞、準決勝戦を見た限り優勝は古性選手のアタマは8割方有力だと思ったお客様もおられたことでしょう。
初日を見た限りでは、やはり候補筆頭は脇本かなあと思いましたが、このレースで腰痛の症状が出たらしく、残りの三日間は彼本来の動きでは無かったように感じました。
もっとも印象に残ったのは準優勝の守澤太志選手でした。決勝戦の新田祐大選手からの切り替え、シャープな追い込みはまさに圧巻で、優勝に匹敵する伸び脚でした。今年こそはGⅠ初タイトルを決めて堂々のグランプリ出場を達成して下さい。
さて、過去たくさんの特別競輪が行われましたが、珍しく4日間で一人の欠場者も無く無事に完走出来ましたことは立派の一言です。いわゆる競輪競走は格闘技と変わりません。これからも事故の少ないレースが続いてくれたらと思います。
最後に先日4月6日(木)~9日(日)の高知記念の出場予定選手が発表されました。SS班からは登録番号順に5名がいて佐藤慎太郎選手、新田祐大選手、平原康多選手、脇本雄太選手、松浦悠士選手の5名が斡旋されています。なんとも豪華なメンバーではありませんか!!さらにこの5名以外にも好メンバーが沢山います。
新しくなりました高知の500バンクでまたまた激しい攻防が期待されます。今から非常に楽しみです。