2023年04月02日 (日)
全国各地で桜の開花が始まり南国土佐高知でもつい先日満開を迎えました。年々開花時期が早くなっており、本来なら4月始めが一番の見ごろだったのですが。
そんな中、6日(木)~9日(日)まで4日間の日程で記念レース「開設73周年記念・よさこい賞争覇戦」が開催されます。2月に行われましたGⅠ全日本選抜に劣らない豪華なメンバーが揃いました。まずSS班だけでも5名がエントリーされています。(欠場者が出た場合はご容赦ください)勿論この中から優勝者が出そうですが・・・。
やはり筆頭は「脇本雄太」となりそうですが、最近の気配を見ますと必ずしも好調とは言えない雰囲気があるため他の選手にもチャンスは有りそうです。その筆頭格は去年グランドスラムを達成した「新田祐大」でしょうか?今年に入ってから彼の競走が変わってきました。最大の特徴は番手を狙ってのタテ勝負でさすがと思われる攻めが魅力です。
また、今年に入ってから少しピリッとしなかった「松浦悠士」ですが3月のウイナーズカップで変幻自在の立ち回りでGⅡ制覇は復活の兆しで注目されます。
実績なら「平原康多」戦歴には若干ばらつきがありますが、ここ高知では過去共同通信社杯を制したゲンの良いバンクできっと活躍をしてくれるものと思われます。
多分、輪界最高峰の連対率を維持する「佐藤慎太郎」。昨年の優勝は2回ですが安定感は抜群ですから車券的に狙いの一車に間違いは有りません。
そして、今回最大の注目は「犬伏湧也」でしょうか。2月当所の全日本戦選抜は捲りと逃げで3勝、続く大垣記念は最後方から単騎カマシぶっちぎりで後続を離して記念初優勝を達成しました。記念連続Vも狙えそうです。その他では「渡邉雄太」の自在な戦法にも注目でしょうか。何か今年は大きなタイトルを取りそうな予感がします。その他でも実績のある選手が目白押しで豪華なメンバーが揃いましたので伏兵の台頭も十分に考えられます。
ここで地元の高知の出場予定の選手をご紹介致します。まず1班からは「山中貴雄」地元記念制覇もあるだけに好走は期待されそうです。2班は5名が予定されています。安定感なら「田尾駿介」の回転力。7月からは初めての1班昇級の予定で判断力の良い動きで上位戦に勝ち上がっていきそうです。昨年の記念で活躍した「宗崎世連」近況は先行回数が減少傾向ですがその分の自在な攻めに注目です。久し振りの地元記念「小原周祐」の捲り、差しのスタイルですが先行策も取れますから活躍するでしょう。初めてのS級戦ですが頑張っているのが「山本拳也」ですでに3勝の決め脚は侮れませんから3連単に食い込むと好配当になるかもしれません。同じく初S級の「今村麟太郎」の先行、捲りのスタイルはなかなか勝ち星に結び付きませんが積極性は立派で粘りを見せるか期待したい所です。
最後に今回最終日9レースで「ガールズフレッシュクイーン」が行われます。これは登録2年未満の争いです。成績を考えると昨年13回の優勝で今年も2度のV達成「吉川美穂」が一歩抜きんでている雰囲気です。これに対抗するのが「飯田風音」の自在な動きで彼女も今年は2度の優勝で流れの読みは抜群です。単穴候補は多士済々で太田瑛美、小泉夢菜、山口真未浮上なら波乱となりそうです。暖かい気候となった高知競輪にご期待、ご来場をお待ち致しております。