くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2018年05月13日 (日)

活躍に期待

 今年二度目のGⅠ日本選手権競輪・ダービー(平塚競輪場)が先日の6日に終了いたしました。結果はご存知の様に「三谷竜生・奈良」(以下敬称略)が史上7人目となる連覇を達成しました。その決勝戦準決勝と抜群の先行力を見せた「脇本雄太・福井」が新田祐大、浅井康太のSS班や山中秀将の動きを寄せ付けず、番手を回った三谷が優勝でマーク村上義弘と結果ワン・ツーとなり、際どい3着に脇本も粘り結果以上に価値有る成績は、見事の一語で4着も村上博幸と近畿で上位独占を決めて人気サイドでの決着となりました。やはり今年の脇本は昨年12月の「UCI・ワールド・カップ第4戦・チリ大会」男子ケイリンで金メダルを決め、一躍伸びてきた印象です。三谷の連覇も凄い事ですが脇本もGⅠタイトルを取って「東京オリンピック」を目指して欲しいものです。
 さて、話題はガラッと変わりますが、今年も7月に113回生(男子)、114回生(ガールズ)が全国各地でデビューしますが、高知は男子2名で、その中の一人「山中崇弘(やまなか たかひろ)・22歳」に先日取材しましたので、少し明記しようと思います。高校時代は野球をしておりましたが、知人を通じて自転車をはじめ4年余りで今回デビューすることとなりました。正直在校成績は良くありませんでしたが、タイム的には良いスピードを持っているタイプなので実践向きの脚質にみえます。師匠は山中貴雄・S2ですが、縁故関係は無いと言っていました。練習はほぼバンク中心で、高知の若手と良くしているそうで、僕の見た感じでは結構上半身が大きく見えました。デビュー後の活躍に期待します。
 そしてもう一人まもなくデビュー1年となる「今村麟太郎(いまむら りんたろう)・111期」も取材しました。今度の14日(月)~16日(水)の地元高知ミッドナイトの出走を控えての練習でした。すでに優勝回数は4回決めていて7月からはA2班の昇格を決めています「戦法は勿論先行・捲りですがどうしても捲りに回されるケースが多くなっています」との事です。地元バンクは今度で3回目ですが、やはり地元での優勝も決めて欲しいものです。
 最後に今回の強敵はとお聞きしましたら「やはり同期生が当面のライバルですが、レインボーカップファイナル(久留米)に出場予定の平尾一晃(ひらお かずあき)・長崎」かなと答えてくれました「活躍に期待」しましょう。