2018年06月01日 (金)
今年も早いもので5月も終わろうとしております。先日例年より早く四国地方も「梅雨入りしたとみられる」と発表されました。これからしばらくは湿度と雨の多い日々が一ヶ月半ぐらいは続いていきそうですね。どうぞ皆様も体調管理には十分お気を付け下さい。
さて、競輪界は既に2つのGⅠ戦が今年は終了いたしました。新田祐大と三谷竜生がタイトルを手中にし暮れの「グランプリ」の出場権を獲得しております。しかし今年の競輪のレースを相対的に見てみますと、やはり安定感では「平原康多・埼玉・87期」が一歩も二歩も抜きん出た存在に見えます。昨年暮れのグランプリこそ6着に敗れましたが、年頭の立川記念で浅井康太らを降して幸先の良い優勝を飾り、続く地元の大宮記念では決勝戦は惜しくも5着でしたが、神山雄一郎、古性優作クラスに3連勝で勝ち上がりました。四日市全日本選抜直後の静岡記念でも堤洋、原田研太朗、吉田拓矢クラスにここも3連勝で勝ち上がり、決勝5着の成績でした。3月の松山・ウィナーズカップでは珍しく1着無しに終わりましたが、武田豊樹の優勝に貢献し準優勝を飾る競走内容でした。4月地元西武園記念は木暮安由、芦澤大輔に軽く3連勝も決勝戦は捲れず7着、平塚日本選手権も柴崎淳、井上昌己の2勝程度に終わるもそれからが圧巻の成績。京王閣記念では木暮、吉澤純平に完勝の完全Vを達成、青森全プロのSPR賞も完璧な動きで制覇するなど正に「横綱相撲」の脚力を発揮しておりました。彼の強さは言うまでも無く位置取りとタテの破壊力で、特に東日本地区では抜群の内容で安定感は輪界NO.1の存在。今年グランプリ初制覇も十分だけに、まだ沢山残っているタイトル戦も常時優勝候補に推されそうです。
とりあえずは6月岸和田・高松宮記念杯まで配分は空いており、かなり密度の濃い練習が出来そうですのでここでタイトルを手中に収めそうな予感がします。安定感随一の「平原康多」と同じライバル、昨年のグランプリ覇者「浅井康太」の「コウタは強い」に注目したいところですね!!でもこの二人が同じレースで走る時何故かワン・ツーが無いですねー?