2018年08月30日 (木)
8月も間もなく終わろうとしていますが、まだまだ残暑の厳しい毎日が続いております。日本列島は連日35度前後の気温で身体もなかなかしっくり行かない日々で、エアコンは欠かせない状態がしばらくは続きそうです。みなさまも夏バテしないように体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。
さて、競輪選手は一年に二回の班別のランクで競走を行なっていますが、7~8月にかけて好調な成績を残している高知の現役選手を数名ご紹介させて頂きます。
まずはガールズ「山原さくら・104期」選手(以下敬称略)から競走得点は常時55点以上をキープしている実力者で、今年も既に8月までに6回の優勝を数えております。今年の山原は先行、捲りのスタイルは変わってはいませんが、自在な戦法も見せる様にもなってきました。そして完全優勝は4回を数え、決まり手は以前より捲りの優勝が多くなりデータでは逃げ切りは2回ぐらいとなっています。ガールズも年々レベルがアップしてきて押し切り勝ちが難しくなってきましたが、デビュー以来上位にいるだけに今年は暮れの「ガールズグランプリ」出場を目指して欲しいものです。
次は現在A級の在籍となっていますが、レースセンス抜群の「坂田章・93期」今年1年間はA級での闘いですが、優勝回数は3回で完全優勝こそ有りませんが、捲りを兼備の追い込みのスタイルは玄人好みです。目標を掴んでのシャープな伸び脚で後半戦も頑張って好配当を演出していただきたいです。
7月からあれっと言う感じのA級「篠原龍馬・89期」戦法的には先行・捲りのスタイルはそのままですが、最近は競走に幅が出来た様な動きが目に止まります。7月地元戦では格の違いも有りましたが、捲り3連発で次の防府戦は逃げと捲りでこれも完全優勝で6連勝とS級特進に大手をかけましたが富山で失敗、しかし8月の広島戦では準決、決勝で見事な逃げ切り2ヶ月で3回目の優勝と実力発揮で、ここは物が違う感じです。どこまで記録を残すのか楽しみです。
同じように「掛水泰範・98期」もA級戦は意外でしたが、ペナルティの影響で降級となり、最初の頃は戸惑いも見られましたが、先日の富山戦では自力・自在に立ち回って見事な完全優勝を飾りました。しかも富山は彼にとっては昨年10月にS級初優勝を逃げ切り優勝を飾った思い出のバンクで相性が悪い筈は有りません。これからもどんどん優勝を増やして欲しいものです。
まだ確定では有りませんが、この3名は1月からはS級に復帰するものと思われます。何れも「実力者です」からこれからも頑張って優勝回数を増やして下さい。