くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2018年09月08日 (土)

ビッグレース

 9月に入って朝、晚がだいぶ涼しくなってきました。ようやく夏も終わりに近づいてきた感が致します。でも世間では7月の豪雨で始まって大きな台風が関西を直撃して建物など多数の被害がでて、今度は北海道で震度7の大地震が発生してとんでもない被害が発生しました。何れも自然災害と言えばそれまでですが、それにしても今年は「今まで経験をした事の無い」という言葉をよく聞きました。本当に被害を受けられた方達に改めてお見舞い申し上げます。これは僕の感ですが、全て今年の異常な暑さが続いたのが原因なのでしょうか?もうこれ以上の災害は必要有りません。
 話題を変えていよいよ14日(金)~17日(月・祝)までの4日間高知競輪場で「GⅡ共同通信社杯」が約6年振りの「ビッグレース」が開催されます。出場選手でSS班の新田祐大、渡邉一成、深谷知広に脇本雄太と今年GⅠタイトルも手中にしている選手で「ナショナルチームメンバー」が不出場は残念ですが、SS班6名を筆頭に豪華なメンバーが集結して激闘が期待されます。
今年大ブレイクした新鋭選手達が多数配分され、力を発揮する格好のレースとも言われております。その名の通り今回は中、四国地区からは約20名のこれからの競輪界を背負って立つと思われる若手機動力型の選手が出場しておりますので、この後ろを回れそうなマーク選手の活躍にも期待できそうな雰囲気です。その中でも四国の期待はタイトルに一番近そうな「原田研太朗・徳島」ではないでしょうか?勿論彼は機動力選手ですが、これだけ沢山の動ける選手がいると番手勝負が出来る組み合わせが有りそうで、そろそろ優勝してもおかしく無い雰囲気ですが・・・その他にも桑原大志、香川雄介、小倉竜二、渡部哲男の追い込みタイプも展開有利が見込めそうで注目したいところですね。
 最後に先日高知競輪場で中、四国の合同訓練が行われ、僕が見たときは約30名の選手が汗を流しておりました。その中で今回共同通信社杯に出場が予定されている地元佐々木則幸、山中貴雄をはじめ岡山の三宅達也や愛媛の佐々木豪選手達も含まれておりました。何れも本番に向けての練習で、是非彼達にも一票投じて見ては如何でしょうか!!
 この共同通信社杯初日の一次予選競走は確か自動番組だと聞いております。メンバー次第ですがワン・チャンスをモノにした選手が一気に駆け上がる可能性も有りそうです。優勝賞金の2000万円は暮れのグランプリ出場にはかなりウエイトを占めそうです皆さんで中、四国の選手を応援して下さいます様宜しくお願い申し上げます。