2016年06月29日 (水)
新人登場
梅雨真っ只中のこの時期、今年は例年に比べ雨の降る日が非常に多い高知県です。幸い水の被害は今のところ出ていないのが救いですが、地震のあった熊本を含めて九州地方の豪雨は凄く改めてお見舞い申し上げます。
さて梅雨が明けると今度は夏の南国土佐の日差しの強さは半端じゃありません。女性の方は特に紫外線にお気を付けください。7月には競輪界では新人のデビューが全国各地で始まり、出走が予定されています。高知ではガールズ選手はいませんが、109期生で「山本 拳也(やまもと けんや)」選手がデビューします。在校成績は第8位にランクされ卒業レースでも決勝戦まで勝ち上がりました。先日、取材をする事が出来ましたのでご紹介いたします。
まず、競輪学校では「なかなか先行する事が出来ずバック本数はわずかに1本でしたが、デビュー戦からは先行基本の競走を心掛けたいと思っています。勝てるレースを見せたい」との事でした。そして力強い口調で「僕は、デビュー戦は勿論ですが大きな目標(S級)があるので無傷で勝って早く上位に食い込みたい。そして最低でも常時3連単に貢献出来る選手になりたい」そうです。また、拳也選手の父は元選手の剛(たけし)さん52期生で、現役時代は記念レースで4回の優勝(松山、熊本2回、取手)がありますが、「僕の目標はGⅠ戦で通用する選手」と親父超えの大きな目標を語っていただけました。
練習グループはお父さんのバイク誘導や山中貴雄(90期)、森岡正臣、沖健一(75期)、武市和人(74期)、伊藤貴史(97期)、大崎世志人(76期)選手達と汗を流しています。先日バンク練習を拝見した時には、だいぶ体格もよくなり胸板の厚みも増していて、スピードが更に加わった印象で競輪学校に入校する前と大きく変化をしていると感じ取りました。これはかなり期待出来そうな雰囲気です。 彼のデビュー戦は7月10日(日)~12日(火)の小倉・ナイターそして2戦目に27日(水)~29日(金)に地元高知となっています。今回は同期生が50名デビューの予定で小倉では5名、高知では3名の同期の斡旋が予定されています。高知での久し振りの「新人登場」でどんな活躍を見せてくれるか今から楽しみです。