くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2018年11月12日 (月)

地元戦に備えて

 今年も早いもので二ヶ月を切る時期となりました。我が競輪界も20日(火)~25日(日)までのGⅠ競輪祭が今年は6日間実施され、しかも初めてのナイター開催となります。前半三日間はガールズ競輪がトライアル方式に分かれての競走で後半戦は男子選手がポイント制で上位に勝ち上がるシステムとなっております。詳しい情報、展望は次回のコラムにて記載する事にします。
 今回は今月も高知開催は「ミッドナイト競輪」が25日(日)~27日(火)で開催されますのでそのことについて書いていきます。
 最近は強豪が揃うA級戦やチャレンジ戦でハイレベルの闘いが見られます。その開催に出場が予定されている地元の新鋭「今村麟太郎(いまむら りんたろう)選手111期生」に先日お会いして少しですが、取材する事が出来ましたので今回はこの話題です。
デビューして1年4ケ月余りが過ぎて今年7月に定期昇級でA級2班に格付けされました。1年間7名での競走が続いてA級戦最初の頃は9名での競走に少し戸惑いもみられましたが、最近はだいぶ慣れて来たそうです。と言っても競走スタイルは全く変えておらず先行、捲りの戦法は同じですが、叩かれた時の6、7番手に置かれた所の巻き返しが課題だそうです。元々良いダッシュ力には定評が有りますが、A級戦は3分戦が多いだけに苦戦をして上位に勝ち上がれないケースもしばしば見られます。今回は追加配分の可能性も有るかも知れませんが「25日までたっぷりと時間が有りますからバッチリ仕上げます」との事です。今回の優勝候補には安部達也(埼玉)、屋良朝春(沖縄)、白井一機(愛知)、網谷竜次(香川)、滝本泰行(岡山)と競走得点上位者が多数いますが、今村自身9月特別昇級を決めた藤根俊貴(ふじね としき)や同じく曽我圭佑(そが けいすけ)の113期生の機動力タイプが配分されており当然気になるそうです。共にキップの良い選手だけに上位戦での対決に照準を置いているとお聞きしました。久し振りにお会いしました風貌は勝負師の顔に変わっており、大いに期待したいところです。皆様も是非応援の程よろしくお願いいたします。
 なお、追加、欠場等が有ればご容赦ください「地元戦に備えて」の話題でした。