くっさんの切磋琢磨 ~高知競輪アナウンサーブログ~

2019年10月31日 (木)

現在トップ

 朝、晚だいぶ日照時間が短くなり気温も下がってきたので、体調管理も難しく僕は早々と風邪をひいてしまいました。熱は出なかったのですが、鼻と喉の調子を悪くしてしまいました。ちょうど開催が無かったので良かったのですが、もし本番なら大変でした。でも今は既に完治しております。これからもっと寒くなりますので皆様もどうかお気を付けください。
 先日の27日復興が待たれる熊本市主催の記念レースが今年も「久留米競輪場」で開催され「中川誠一郎・熊本」が自身初めての完全優勝を決めました4日間自在に立ち回っての力強い競走で文句なしの内容でした。踏み出した時の掛かり具合は抜群ですけど反面脆い(もろい)所も兼ね備える選手です。でも車券を買う立場なら頭か飛ぶかの非常に買いやすい選手です。今年GⅠタイトル2本でグランプリ出場は決定しており、もし単独のメンバー構成になっても狙いはグランプリ初制覇でしょう「現在トップ」の脚力に期待です。
 さて、11月からはほぼ西日本地区でGⅢ、GⅠの開催が続きます。そこで今回は11月1日(金)~4日(月・祝)の防府記念と11月7日(木)~10日(日)の四日市記念ナイターの展望を明記したいと思います。
まずは防府で残念ながら中川誠一郎選手は家事都合で欠場となりましたが、これで俄然(がぜん)地元のSS班「清水裕友」が有利になったでしょうか。同級生の宮本隼輔やマーク捌き超一流の桑原大志の地元組も決勝進出の可能性も高いだけに有望と思われます。力の強敵は「郡司浩平」となりそうで、GⅡ戦2回のVに加え今年は記念を含め4回の実績を考えるとグランプリを見据えた動きは魅力一杯で最近追い込みに転向しつつ有る松谷秀幸と好連携を取りそうです。寛仁親王牌を制覇した「村上博幸」や昨年のグランプリ覇者「三谷竜生」も相性は抜群なだけに優勝争いは互角の様相です。その他では新山響平、吉澤純平、山田英明や中国、四国地区原田研太朗、渡部哲男、取鳥雄吾も力走必至大波乱は2班植原琢也あたりでしょうか。
 四日市は何と言っても地元「浅井康太」に注目。もう競輪祭制覇以外にグランプリ出場の望みは無くなりましたが、年末戦はいつも好成績を残す実績が有るだけに地元戦をキッカケに「柴崎淳」と共に立て直しを図りたいところです。グランプリ当確の「平原康多」や「佐藤慎太郎」にボーダーライン上に居る「諸橋愛」の東のゴールデンラインがむしろ人気の中心となりそうでしょうか。少し苦戦が続く「村上義弘」の位置取り注目ですが、決勝戦には確実に進出が出来るタイプだけに車券的には狙い目です。その他では動ける金子貴志、和田真久留、園田匠、稲垣裕之、小原太樹に地元坂口晃輔、柴崎俊光や推木尾拓哉、岩津裕介のマークタイプ2班では新鋭嵯峨昇喜郎が最大の注目株でしょうか。
 競輪祭前の2場の展望でした。