2019年11月16日 (土)
今年もあと1月半余りで新しい年を迎えようとしており、新しい年号「令和元年」もまもなく2年目に突入の運びとなります。
さて、競輪のレースの話題になります。競輪選手は年2回の競走得点で1月と7月の2回に分かれて級班別が決定されますが、今年7月から一部ルールが改正されて先行タイプや自在なタイプの選手が走りずらい競走が増えました。「先頭員早期追い抜き」や「イエローライン超過」で出場が停止されて斡旋が止まる場面がしばしば見られます。特に慣れてきた10月から11月にかけてはかなり多く見られ、最近は厳しい判定が続いております。また、目立つのはレース中の大怪我で長期欠場を余儀なくされる選手も沢山居ます。ボートレースでは無事故完走と言う言葉をよく聞きます今も有るのかな?これは予選好成績で無理をしないで入着すれば準決勝進出の権利が与えられる事だと思われますが、競輪のレースにはそれが有りませんから選手みんなが無理をしてしまうかも知れませんね。
さて19日(火)~24日(日)の6日間「第61回競輪祭・GⅠ」が今年も小倉競輪場でナイター開催として実施されます。プログラムは前半の3日間ガールズグランプリトライアルレース(トパーズ・アメジスト)と2つに分かれての3日目決勝戦の運びで男子選手は初日から6日間激しい攻防をを繰り広げられます。何と言っても男子は競輪祭で暮れのグランプリの出場者が決まりますので、当然し烈を極める闘いが必至で出場のボーダーライン上にいる現在獲得賞金上位9名の中で、タイトル手中ならこのまま決まってしまいます。しかし、10位以下が伯仲しており最後のタイトルを狙ってくるハズです。資料を単純に見て見ますと諸橋愛、太田竜馬、古性優作、渡邉雄太辺りが連日の頭狙いが魅力ですが、何と言っても昨年の覇者浅井康太に後半に成績を上げてきた三谷竜生も当然タイトルを狙える実力者なので、狙っても不思議ではありません。すでに終了した今年GⅠタイトルの覇者はむしろ「無事故完走?」かな。