2019年06月03日 (月)
今年も早いもので一年の半分を迎えようとしております。そしてもう間もなく僕個人が一番嫌いな時期「梅雨」入りがやってきます。今年の長期予報では雨が少ないと聞いておりますが、四国高知県は元々雨の量が多いのでこればかりは見当がつかないものです。今年こそ昨年の様な大きな被害が無い事を祈るばかりです。
そんな中、競輪界は5月31日から「競走ルール」が一部改正されました。まだそれほど日数は経ってはいませんが、動ける選手のルールが厳しいのか、1着の決まり手が追い込み選手が多い様な気がします。でもある程度日数が経過すると勝ちパターンも変わって来ると思われます。この件については少し日数を開けて明記してみようと思います。
さて、話題を変えまして今回は先日引退をされました元選手の事を書かせていただきます。その方は「和田 昼善(わだ ともよし)」さん53期生で、高知では最年長55歳でした。高知所属の選手ですが、最近は減少傾向で現在は40名を割る(ガールズ選手2名を含む)人数になり寂しい限りです。その和田さんの現役時代の活躍を紹介させていただきます。現役生活は35年で、S級1班まで登りつめた経験の持ち主でしたが、「骨盤を痛めて」しばらくは欠場を余儀なくされました。出遅れた分持ち前のガッツのある位置取りで競り合いも多く演じた一人でした。数有る競走の中で一番印象に残っているレースはとお聞きしましたらもう何十年も前ですが、「豊橋記念の決勝戦」とお答えをしてくれました。その決勝戦は岐阜の「山田裕仁」さんが売り出し中のバリバリの先行をしていた頃に番手で競り合い「佐藤嘉修」さんに競り勝ったレースだそうです。でも勝ったのは競り負けた佐藤さんで3番手から追い込んで優勝して、和田さんは直線力尽きて5着の結果に終わったそうです。記念の優勝は無かったのですが、決勝戦進出回数は5度、FⅠ戦は廃止になった西宮と地元高知での2回は何れも完全Vとお聞きしました。
これからの「第2の人生」ですが、高知競輪場で運営している元競輪選手で作っている会社に就職することが決まりました。お話によりますと場内でお客様に対する「予想会」などもするとの事で、持ち前の明るいキャラクターで場内を大いに沸かせそうです。高知競輪にご来場の節は是非応援をして下さいますようお願い申し上げます「ガンバレともよしさん。」