2020年01月17日 (金)
遅ればせながら令和2年も早半月を経過致しました。今年も高知競輪及びこのくっさんの「切磋琢磨」もよろしくお願い申し上げます。又々昨年もグランプリ予想を見事に外してしまいました。申し訳ありません。でも好配当だっただけに仕方ない部分も有りますが、素直に負けは認めなくてはいけませんね。その「グランプリ」最年長の佐藤慎太郎選手がまさか優勝するとは・・・。大体の方は2、3着辺りの狙いが多かった様な気がします。僕もその一人ですが・・・。佐藤選手は正に「ワンチャンス」を物にした感じですね。でも今年は是非GⅠのタイトル奪取で連続グランプリ出場を決めて貰いたいです。
さて、今年に入って既に2本の記念レースを消化致しました。ご存知の様に新春の7日終了の「立川記念」はライン佐々木豪目標にバック番手捲りで「清水裕友」が、実力者平原康多、地元河村雅章を寄せ付けずに快勝のゴール。そして13日終了の「和歌山記念」では地元稲毛健太、菅田壱道の壮絶な先陣争いを冷静に見極めた「松浦悠士」が、豪快な捲りで勝ち上がるなど正に文句の付けようの無い勝ちっぷりを見せました。まだ2020年は始まったばかりですが、今年は注目の山陽勢が上位を仕切っていきそうな予感がします。この両選手タイプは違いますが、今までは清水-松浦が常識の並びですが、和歌山の松浦の積極性を見るとこれからは逆の並びで攻める展開も見られそうな気がします。東京オリンピックを目指すプロの選手は競輪での出場回数は少ないだけに、今年はこの二人が競輪界を引っ張っていきそうです。
話題は変わりますが、昨年から「日本競輪養成所」の名称に変わった競輪学校で優秀な成績を収めた選手二人が、早めの卒業を決めてこの1月から同期生より6ヶ月余り早くデビュー戦を迎えます(通常は7月かな)。ゴールデンキャップの好成績が認められての早期卒業は、今年前半の競輪会の話題となりそうです。早速16日和歌山デビューの「寺崎浩平(てらさき こうへい)福井」から高校、大学と自転車で活躍、大学卒業で26歳ですがインター杯、国体での優勝も有る実践派で、ナショナルチームで鍛えられたダッシュ力は相当な物で、次の「パリ五輪」を目指しているとの事です。もう一人、19日岐阜デビューの「菊池岳仁(きくち たけと)長野」はまだ19歳になったばかりの新星で、スケートと自転車で力を付けての早期卒業者となり、こちらは2回連続のゴールデンキャップを獲得しました。ダッシュ力、スピード、持久力と申し分のない出来は寺崎と共にあっさりと上位戦に進んでいきそうです。将来競輪界を背負って立つ有望株、スマホなどで注目したいところです。